卒論のテーマを忘れてることを思い出した
数日前になってしまいますが、こちらのニュース
headlines.yahoo.co.jp
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このニュースを見て
あ 私の卒論テーマこんなのだった
と思い出した。
労働者の方々は原材料が発がん性物質だと知らされて作業していたのでしょうか
それなら労災はおりないのかな
治療がうまくいきますように。
実は私一応理系というやつで、工学部に所属しておりました。
そこでの卒論テーマが、発がん性物質に近い構造の「染料を分解する」だったんです。
もはや物質名も出てこないほどの忘れ具合ですが、イジン系だったことはたしかです。
よく見る蛍光ピンクの染料でした。
原材料である発がん性物質ではなく、染料が選ばれたのは比較的に入手しやすく予算にも適合したからだったと思われます。
染料を分解できることでその元の発がん性物質も発がん性をなくすことができるのではないか、というアプローチだったのですが…
いかんせん、NMR分析が上手くいかなくてorz
蛍光ピンクの色が消えているので反応が進んでいるのは目に見えて分かるのですが、反応後の物質構造が確認できなくて…
毎日毎晩研究室にこもって解析かけてました。
そして、反応の証明をできないまま卒業の運びとなりました。(三流大学バンザイ)
最後までやりきれない心残りはあったものの、畑違いの営業職での就職だったので研修飲み会研修接待といっぱいいっぱいの日々にかこつけてすぐに忘れたんだと思います。
そして、このニュースを見て今思うことは
逆に発がん性物質に戻すような分解反応ではなかったのか、という危惧です。
幸い?その後研究を引き継いでくれた後輩たちは、研究室解散という憂き目に合いこの研究は何の結果を得ることなく幕切れとなったようです。
なお年賀状の準備真っ只中と思います。
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