社内でさえ国際競争に勝たなくてはいけないような会社は日本の何%だろうか
先日、PTA役員の関係で講演会に出席してきました。
テーマ:『グローバル化の中で考える教育と子育て』
恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、なかなかの大物だったようですね。
でもお付きのような方も見受けられず、小柄で気さくなおじさまでした。
奥さまやお子さんお孫さんの話まで、わりと砕けた話もされていて
講演自体もとても楽しく、1時間半があっという間に過ぎました。
話が上手な人だから出世するんですかね。
そして、やはり変人です。
中学時代には、キイトトンボのオスメスを逆の色に塗っていたずらしたり、
猿がなぜ進化しないままなのかなどの論文を書かれたそうですよ。
目次
きちんとした内容はこちら
講演内容は私の文章能力では、絶対にお伝えできないのでこちらを
この2つの内容プラスαな感じでした。
それにしても、プレジデントに志賀さんの記事がたくさんあった…
せっかく登録したんだから、毎日こつこつ目を通そう。
ワークライフバランス
そもそもこの講演会がPTA相手のものなのに、昼間の10時半スタートというのが仕事をしているお母さんたちの立場を慮っていない。
8時半スタートなら終わった後に仕事に出られるのに、という冒頭の挨拶にお母様たち大きくうなずいていらっしゃいました。
つかみはバッチリ
まぁ、そうはいっても役所はそんな時間に動かないし、専業主婦も迷惑だ。
グローバルとは
販路が国際化するというだけではなく、経営陣ひいては社員にまで日本人以外が登用されるということ。
日本を中心にした平面地図ではなく、世界中に拠点を持ちそれぞれの国を中心とした球体での経営管理がされる
Global but Local ネスレやP&G、ダノンといった外資企業だがそれを意識させずに生活に溶け込んでいることが理想
とはいっても外国人登用率が高いのは、経営陣から開発くらいまでなのではないのかな
日産は、販売台数の88%が海外って考えると営業もかな
日産自動車本体の仕事ってよくわかんないや
われわれ庶民が接するのは所詮小売のディーラーくらいですからね。
日本人は使えない?
なぜ外国人登用が増えてきたかというと、日本人一人ひとりの競争力がなくなってきているから。
つまり、専門性が弱い。知識も技術もない。
特に大企業であればあるほど、そこを目指して進学就職と生きてきているので役に立たない。
うん、役に立たないって。ただの歯車
就職してから勉強します、勉強させてくれないんですか?
とか面接でいう学生が多くて困るって。
日本の教育
そのくせ、◯◯大学です △△ゼミです とか看板ばっかり自慢して中身スカスカ
(聞かれてもないのに大学名名乗るようなのは落とすって仰ってましたよ 笑)
でも、それは記憶詰め込み型、正解のみを教えて点数数えてきた日本の教育方針がいけなかったんだ。
偏差値が大事 出身大学が大事 就職がゴール
日本の大学生はアメリカのそれと比べて、4年間で2000時間も勉強している時間が少ないんだとか
それで中身のある人間が育つはずがないと。
そもそも就職は、就「社」ではない。
何が必要か
就「社」を目指すような人間に育てないためには、どうすればいいのか
自分で考え判断し、表現する能力を育てる
そして、具体的な目標を見つける
今のままでは、正解だけを良しとするので意見や質問を言わなくなる。
空気を読んでないとバカにされたり、ピントのずれた質問はしたくないなど。
しかしそれでは、多様な意見を知ることも尊重することもできない。
そもそも自分たちと異なるものを一切受け入れなくなる。
そのためのKSC
手書きで見にくくてすいません。
お絵かきアプリとフォトアプリで頑張ってみました。
ん?技術がかぶってるかな 業務上の「技術」ということで。
簡単にいうと、具体的な目標に向かって
知識をつけ、技術をつけ、真似をする
そのために、2020年のセンター試験から記憶一辺倒の出題形式ではなく、
右脳を試すような記述問題を多く取り入れる方向なのだとか。
学校の授業も変わっていくということでしょうか
激変する大学入試、今後求められる力とは…Z会メテウス開発マネージャー寺西隆行氏に聞く (リセマム) - Yahoo!ニュース
おじいちゃん
とはいっても孫が可愛い1人のおじいちゃんでもあるわけで、
お孫さんは私立中学を受験されて無事春から私立中学に通われるそうですよ。
しかも、塾代だしてあげてたらしいよ。
えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとがき
感想としてはタイトルに尽きるのですが…
なかなかお話を聞ける機会のない方ですから、有意義な時間だったかなと思います。
どうせ出席は義務でしたし。
そして、薦められてたこちらをポチりました。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
- 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: ハードカバー
- 購入: 475人 クリック: 17,353回
- この商品を含むブログ (401件) を見る
いいと思うものは試していけますように☆