夜中に花粉症が急激に悪化するのはなぜなんだろう
きちんと薬が効いてわりと落ち着いた状態で布団に入ったのに、夜中急にアレルギー症状が悪化して寝不足になることはないですか?
原因を考えてみます。
目次
アレルゲン
- 布団に花粉がついていた
これは、布団を干した日の夜などに多いと思います。
布団にカバーをかけて干したり、取り込んでから掃除機を念入りにかけることである程度は防ぐことができます。
サンルームなどがあれば花粉に触れさせることなく、干すことができますね。
- 舞い上がっていた花粉が落ちてきた
洗濯物や人、換気などで屋内に持ち込まれた場合、花粉は一定の時間空気中に漂っています。
それが就寝時など人の動きが少なくなると落ちてきます。
横になっていると花粉が顔の上に降り積もってくることになるので、マスクをして寝るのが有効です。
起床後、朝一番に床を拭き掃除すると花粉の舞い上がりを最小限にすることができます。
- 埃を吸い込んだ
これは、ハウスダスト対してもアレルギー反応がある人の場合ですが、花粉症に加えハウスダストに対するアレルギー症状も出ることになります。
昼間掃除をして舞い上がっていた埃が花粉と一緒に落ちてくると大変ですね。
これもマスクをすることで軽減することができます。
花粉症の時期はハウスダストに対していつもより過敏になるような気がします。
- 食べ物が合わなかった
夜ご飯に食べたものに気づいていないアレルギーがあった場合です。
また、普段は大丈夫でも体調が悪いとアレルギー症状が出るときなどもあります。
特に果物や野菜は花粉の抗原と似たタンパク質構造を持つため注意が必要です。
正確には口腔アレルギー症候群と呼ばれます。
スギ・ひのき:トマト
シラカバ:バラ科の果実(リンゴ、ウメ、モモ、ナシ、サクランボ、イチゴなど)、キウイ、クルミ
ブタクサ:スイカ、メロン、キュウリ、バナナ
カモガヤ:メロン、トマト、オレンジ、バナナ
ヨモギ:リンゴ、キウイ
上記は一部ですので、気になった方は血液や皮膚唾液などから検査して詳しくお調べください。
体調の変化
- 風邪をひいた
気づかぬうちに風邪をひいていて花粉症以外にも症状を悪化させていた場合です。
アレルギー症状によって喉や鼻の粘膜が炎症を起こしているので、風邪もひきやすいです。
花粉の時期はいつも以上に体調管理には気をつけましょう。
- 体を冷やした
体を冷やすことで自律神経が乱れ、粘液系のコントロールができなくなる場合です。
冷えは、抵抗力も落とし粘膜を敏感にさせるので風邪をひく原因にもなります。
ゆっくりお風呂に入ったり温かい飲み物を飲んだりして、体を冷やさないようにしましょう。
外的刺激
- 乾燥
- 疲労
- ストレス
- 寝不足
- 刺激物を食べた
- 点鼻薬が合わなかった
などなどやはりさまざまなことが重なり合って起こる可能性もあります。
近ごろは寒暖差によって自律神経が乱れてしまう、寒暖差アレルギーが有名になってきましたね。
今年はとくに夏のような暑さのあとにまたひんやりする日々が続いていますからね。
あとがき
私は二人目の出産予定が2月の頭だったので、妊娠中から耳鼻科に通ってレーザーを受けてみました。
鼻の中の皮膚を焼くので髪の毛が焦げた時のような臭いが鼻の中で直にします。
しばらくはかさぶたや鼻の中の炎症などによって鼻づまり鼻水などの症状がありましたが、花粉症の時期は薬なしでも楽に過ごせました。
なお、処置後の症状も花粉症の時期の効果も個人差がありますが、薬が飲めないでツラい時期を過ごすよりは試してみるのもいいと思います。
《広告》
そこんトコロや金スマで話題の北山村産すっぱくないじゃばらジュース
自分の体調に悪影響を及ぼすものを明らかにすることで、排除できたら大きな変化があるかもしれません。
薬だけに頼らず、体質や生活習慣など変えられるところは見直していろいろ試してみて、少しでも花粉症の苦しみが軽減されるといいですですね。
今夜はよく眠れますように☆
2017.4.24更新
関連記事