6月1冊目が読了〜生きることに意味を持たせたいのはなぜ
やっと今月目標に掲げた読書、1冊目が読み終わりました。
1.生きていてもいいかしら日記
何ヶ月も読みかけだったんですけどね。
やっと妹に貸せます。実家にこそっと置いてきます。
齢30、短大卒のOL、未婚彼氏なし、もう何年も浮いた話すら聞いていない。
2.GIRL
女の子はいくつになってもおひめさまなんだよ
結婚したい(ような気がする)、子どもはほしい(だって老後が心配)、仕事はちゃんとしてる(勤続年数は長いし)、でも、だから、なんかモヤモヤ。
周りの女友達はみんな結婚していくし、親からのプレッシャーはもはや無くなって逆に気を使われてるのを感じる。
「オシャレは女の子の武器で、いつでもキラキラしたものをみれば心が踊る。」
たしかに妹も常に服や靴ばかり買っています。
ただ買い物好きな母に似ただけという可能性もありますが、自分の中身に自信がないから、着飾って自分を守っているように見えます。
でも、好きなものに囲まれているだけじゃ生きていけない。
じゃあ、好きなものを捨てなきゃいけないのか?
これってムリに女性の社会進出に対する難しさを女性らしさとをこじつけて問題提起していますよね。
男の人はいくつになっても子どもだって言いますし、それでも仕事に対しては某かの折り合いをつけて取り組んでいるんだと思います。
一緒に見ていた夫は意外と面白かったと言っていましたが、職場に総合職の女性がいる男性は逆にモヤモヤさせられるのではないでしょうか。
女だけが悩んでるんじゃないよ、てね。
夫の職場には派遣のお茶汲みさん(対お客様)が1人いるだけなので、あまりピンときていない感じでした
たしかに子どもを産むことができるのは女性だけで、そのことによってキャリアや社会の中での地位とかから外れてしまう可能性がありますし、「日本死ね」みたいなことにもなるんだろうけどまた少し違うような。
結婚以来もう10年以上も専業主婦のお前が何言ってんだって話ですが、なんだか同姓から見てもピンとこない映画でした。
性別立場関係なく、生きてりゃみんな大なり小なり悩むよ、迷うよ、限界感じるよ。
3.すーちゃん まいちゃん さわ子さん
選ばなかった方の人生の続きを見てみたかった
『GIRL』と同じように生き方に悩む女性たちのお話。
実は2作品とも妹がレンタルしていたのをそのまま返却を請け負う形で借りてきたものでした。
彼女は何か得るものがあったのだろうか。
映画としてはGIRLよりもずっと見ていて不快になる部分は少なかったです。
具体的にどうこう解決策はないわけですが、自分の中でうまく折り合いをつけて生きていく、というのがより受け入れやすい形で表現されていたように思います。
単純に出ている女優さんが好みって理由もあるかもしれませんが(笑)
欧米諸国のように、同性婚、未婚家族、養子縁組などがもっと広く受け入れられ増えていけばまた日本も変わるかもしれませんが、やはり現状ネックは結婚出産になります。
社会福祉の受け皿が機能していないから結婚出産に重きをおいてプレッシャーを与えてしまう社会なのでしょうか。
そういえば消費税上げなくていいのかな、スッキリ上げられるタイミングなんて来るんですかね。
結婚出産していても、社会での自分の価値は無くなって疎外感を感じ、生きている実感みたいなものが失われていくような焦燥感は感じますけどね。
これは承認欲求によるものかな、中身のない毎日だからかな。
迷い悩むことも愉しんで暮らしていけますように☆