ビリギャルを見て親としてのあり方をおもう
2015年も残すところあと1日になります。
自分でももはや言い飽きた感もありますが、本当に1年経つのが速い。
光陰矢のごとし 少女ももう老いました。
少女だったころ、この映画を見ていたら私も変われていたかなと思ってしまうお話
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
通称 『ビリギャル』
書籍は100万部超を売り上げた実話だそうです。
有村架純さん主演の映画を先ほど夫婦で見ました。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2015/11/18
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Where there is a will, there is a way.
意志あるところに、道はひらける
後半、ずっと泣いていました。
主人公の努力や葛藤に感動したわけではなく、親として今のままでいいのだろうかと。
長女の可能性を狭めてしまってはいないだろうかと。
深く、深く後悔に沈んでいます。
待ち望んだ二人目がやっと来てくれた喜びで、長女をないがしろにしてきたことに気づかされて胸に刺さりました。
長女自身を見てあげることができていなかった。
姉になったという側面でしか見れていなかった。
できていない やるべきことをやらないという注意する点からしか見ていなかった。
年の離れた妹ができた嬉しさとやきもちと寂しさとどう表していいのか分からないモヤモヤ
彼女も自分の気持ちとずっと戦っているのだと気づいてはいましたが、寄り添ってあげることができませんでした。
私も長女で、妹弟の面倒をみるのが当たり前だと育てられてきたから
私もそうやって理不尽な思いをして大きくなったから
そう言って、長女をけなし叱り続けることしかしてきませんでした。
でも、これはただの言い訳でした。
私が長女を心から信じ、導いてあげることができないという、自分自身の親としての未熟さをごまかしている言い訳でした。
私自身の人間的成長が足りないことが原因なのです。
叱ってダメなら怒り、脅し、慰め、おだて、放って、また叱り
そんなことを繰り返しながらそれでも成長しない、と私が育て導くことを諦めていたんです。
いつもできていない
どうせまた同じことをする
成長していない
そんなことを毎日言われて、ある日急に変われるはずがありません。
できないことが続くのなら、やはりやり方を変えてあげないといけなかったんです。
彼女の頑張りを認めて、親としても努力し続けなくてはいけなかったんです。
これから
学校や会社など、社会は理不尽で残酷で醜いでしょう。
だからこそ、親は家族は柔軟で温かな受け皿として全面的に子どもを信じてあげる
そんな親としての気概を学ばせてもらいました。
年の瀬の今日という日に、この映画と出会えたことに感謝します。
とはいえ、明日からも怒鳴りまくる日々がつづくことでしょう
ただ愛をもって、信じてあげる 話を聞いてあげる 見守っていることを伝える
そして、自分も間違えたときは非を認める
これができれば、きっと変わる
この想いがいつまでも色褪せませんように☆