子供用浴衣の腰上げ・肩上げ
もともとこの浴衣は長女が4歳のときに懸賞で当たったもので(笑)
4歳のときには既製のおはしょりのままで、5歳のときにおはしょりを全て外して使用しました。
初めての和裁?
次女は成長曲線には程遠いおチビちゃんのため自分で腰上げすることにしました。
参考にさせていただいたのはこちらのブログ
まずは、おチビの首から手首までの長さと、首から足首までの長さを測ります。
正確には首の後ろのポコッと出ている骨のところから。
そして、浴衣の長さとそれぞれの差を縫い留めて縮めるわけです。
1.肩上げ
折山の線を中心に上げ幅の線2本、合わせて3本ずつ線を引きます。
折山は背中から袖までの真ん中、まち針を留めてあります。
チャコペンで線を引き終わった画 見にくいのはビビって薄く引いたからです
オチビの肩上げする長さは5cmなので、折り幅は2.5cmになります。
折山をつまんで、袖側に倒して肩上げの線でまち針を留めます
表側の縫い目が小さくなるように二目落としで縫い留めていきます。
二目細かく表に縫ってその次は裏に大きく一目の繰り返し。
表:-- -- --
裏: ー ー ー
肩上げ完成の画 左右で上げ幅が違う気がするのはご愛嬌…(笑)
2.腰上げ
ここからが大仕事、なんてったって16cmも上げるんですから…
裾を5cm残して、半分に折ったところを折山にします。
折山にアイロンをかけます。
このあと開いて全部が山折になるようにまたアイロンをかけます。
次に、折山から(上げ幅÷2)の長さ裾側に線を引きます。
上げ幅の線でまち針で留めていきます。
左前は表に出るのでタックを入れて衿山を揃えて留めます。
そして、また二目落としで縫っていきます。
3.完成
なんとか完成させられました!!
がしかし、左前に縦じわが入ってる…タックの入れ方を間違えたかな
と思ったら自分が原因でした。
左の画像のように残った衿山がチラッと見えているのが気になって、画像右のように衿山の終わりをおはしょりに縫い留めたのです。
このあと縫い留めてあったところを外したところ、ひだ上の縦じわは無くなりました。
気になっていたチラ見えの衿山終わりですが、子供に合わせてみたところ脇に来る部分だし帯も巻くので気にならないことが分かりました。
初めてのことながらなんとか出来上がってよかった良かった。
あとは程よい天気に恵まれて、父母会で販売するオモチャや食品が全部売り切れることを祈るばかりです。
少しでも子供の心に残ってくれますように☆