長女に食事を拒否された日
その日はいつもと変わらない週末で、母娘3人夕食を食べ始めてすぐのことでした。
実家の父が持ってきてくれた菜の花を副菜に出してあったのですが、これがあんな騒ぎにつながるなんて全く予期していませんでした。
菜の花のレンチンポン
1.菜の花をよく洗い、食べやすいサイズに切る
2.電子レンジ対応容器に菜の花をいれ、3〜4分電子レンジで加熱する。
茎まで柔らかくなっているか様子を見て足りなければもう数分加熱
3.水気をよくしぼり、ポン酢と鰹節をかける
できあがり♪
photo by http://www.edijsfoto.lv
我が家の庭の一角には、義父母が家庭菜園を耕していて1年を通して数種類の野菜が育てられていて、とくに葉物野菜には困りません。
その野菜にはびこる足の多い奴らに日々四苦八苦してはいたのですが、とうとうその瞬間が来てしまいました。
おかずを娘たちの小皿に取分け、食べ始めると長女が突然訳の分からないことを叫びながら持っていた皿を投げました(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
それは見事に宙を飛び、数メートル離れたコタツの布団の上に着地しました。
落ちた場所が幸いしてお皿は割れなかったけれど、部屋の中はホント悲惨でした…
本当に飛散。
便乗しておかずを掴み投げ始めた次女を制しながら理由を聞くと、
「菜の花の中にイモムシがいた」とのこと。
そりゃいてもおかしくないでしょうよ
私が毎日毎日冷たい水の中に手と野菜を突っ込み、どれだけ奴らに苦労しているか…
あ お湯も使います。ぬるめの50℃洗いとか称してお湯で洗っちゃう時もあります。
土かと思って洗い流そうとしたらアブラムシの集団だったりとか
ご飯粒踏んだと思って足の裏見たらイモムシだった時だってあります。
鍋やおひたし、サラダなんかの中に紛れ込んでた亡骸をこっそりティッシュに取ったことだって何度もあります。
ブロッコリーや水菜なんかの細かい部分がある野菜はきっと気づかないだけで毎回一緒に食べちゃってると思います。
私が野菜を洗っているときも祖父母が畑にいるときも、いつだって野菜には虫がいるもんだって長女も理解していたはずなのに、料理された状態で出てきたショックが大きすぎたようでした。
さんざん泣いて喚いて、お茶漬けすら食べるのを拒否してその日はそのままふて寝してしまいました。
次の日の朝、長女に「きちんと菜の花洗えてなくてごめんね」と謝ると
「あ 昨日はごめんね ちょっと乙女な部分が出ちゃって テヘ」
とケロッとしてました。
なんだそれ
そもそもあなた、カマキリだって素手で捕まえられるし、
カナヘビ飼ってた時はエサのためにあらゆる日陰の虫たちを捕まえていたじゃないか。
このまま野菜嫌いになっちゃったらどうしようって悩んだ母の一晩を返せ!
中学高校と大きくなっても次の日には笑い合える関係でいられますように☆
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