利き脳って本当にあるのかな?
ライフオーガナイズってご存知ですか?
きれいに整頓されたモデルハウスのような数軒のキッチンとそれに関係するらしきちょこっと載っている利き脳について記事
5月に上の本を購入した時の記憶がなくて、なぜ購入したのか全く思い出せません。
何度も繰り返される手持ちの本の見直し時にも手放されることなく残ってきたものの、実はあまりしっかりと目を通していませんでした。
そこに先日図書室の実用書コーナーを見ている時にこの本に出会ったんです。
ライフオーガナイズ
そこには私がずっと悩んできたことがずばり書いてありました。
あなたは、どんな暮らしをしたいですか?
断捨離に取り組んで物をたくさん捨てても、収納テクニックを取り入れて収納グッズに物を納めても、なんだかスッキリしない。いつの間にか元通りになってしまう。
そんな私にはまず、自分自身の『価値観』をはっきりさせることが必要なんですね。
空間の整理よりも思考や感情の整理を重要視しているのが、ライフオーガナイズで、ゴールの暮らし方が明らかになれば自然と片付いていくというのです。
さらに、住環境だけでなく時間の使い方を始め仕事や人生などあらゆる物事を効果的に整え維持することにもつながるそうです。
傾向分析
まずは、自分がどのようにして物事を溜め込みがちか診断してみます。
当てはまる項目をチェックしていくと、私は5つのうち3タイプが同じ個数チェックがつくという複合タイプ…
『思い出大好き』『なんちゃってきれい好き』『らくちん大好き』とそりゃ片付くはずがないよ、という私を見事に形容しています。
利き脳
そして、ライフオーガナイズの1番の特徴とも言える利き脳診断です。
指を組んだ時にどちらの親指が下になるか、からインプット時の脳の傾向を
腕を組んだときにどちらの腕が下になるか、からアウトプット時の脳の傾向を知ることができるようです。
<右脳右脳タイプ>(親指も腕も右手が下になる人)
直感で行動する感覚派。思い入れが強く捨てられないタイプ。
<右脳左脳タイプ>(親指は右手が、腕は左手が下になる人)
お店のようなビジュアル重視。一度つまずくとやる気ゼロに。
<左脳左脳タイプ>(親指も腕も左手が下になる人)
一番片付けに向いているタイプ。片付けの優先順位が低い場合も。
<左脳右脳タイプ>(親指は左手が、腕は右手が下になる人)
発想や行動がユニーク。イメージ通りにできないと時間がかかる。
我が家の診断結果
指組み、腕組みで診ると、私は<左脳右脳タイプ>のようです。
このタイプの人は、論理的に取り入れた情報が自分では感覚的にしか表現できないため自分の中で混乱が生じやすいそうです。
そのため具現化するまでに時間がかかりやすく、自分にしか分からないマイルールが多いのだとか。
しかし、その「マイルール」を片付けにも見いだせればスムーズに進むようになるそうです。
分類の仕方や物の配置場所など自分の使いやすい納得できる方法・ルールを作り出すことが重要なようです。
そして、そのルールに納得できていると多少出し入れがしにくくても、場所が分かりづらくてもきちんと片付けられる。
そのため、共有スペースに必要なもの(例えば薬や日用品などですね)の収納方法を家族でも分かるように意識的にしないといけません。
↑ここにすごく納得できました。
毎回同じ場所に片付けてあるはずなのにいつも、あれどこ?って聞かれてしまうんです。
私ルールでしまってあったので、家族には分かりづらかったということですね。
特に我が家の夫と長女は<右脳右脳タイプ>みたいなので彼らに合わせて私が納得したほうがスムーズにいくかもしれません。
右脳タイプの人は、視覚で物事をとらえ、直感やひらめきで行動する傾向があるそうです。
そして、「使ったら元に戻す」というルーティンワークが苦手なんだとか。実感…
そのため、使うものは使う場所の最短距離に配置し、戻しやすさを重視したザックリ収納が向いているようです。
そこには何が入っているのかひと目で分かるように半透明の容器にするのも良いみたいですね。
オーガナイズ
具体的な方法としては、「減らす」「整理する」「維持する」の3ステップで組織化するようです。
「減らす」では
- 使用頻度(多いか少ないか)
- 状態(古いか新しいか)(使えるか使えないか)
- 感情(好きか嫌いか)(宝物か道具か)
の観点からものを減らします。
「整理する」では、使用場所・頻度・重量などものの使われ方に合った収納方法を選び整えます。整理整頓ですね。
そして、ここで重要なのは必ずどんな小さなスペースに対しても『実測する』ということです。
収納場所、家具、ケースなどどんな場合にも。
「維持する」では、整理整頓された状態を定期的に見直し修正していきます。
生活様式を習慣化させることでオーガナイズが完成するのだそうです。
そして、きれいな状態を保つためにも見直しのためにも日々の中に、時間の確保が必要になります。
そのために、
- したいこと、しなければいけないことを全部書き出す
- 優先順位をつける
- しないことを決める
- 隙間時間を活用する
- 便利商品、サービスは活用する
- 自分に対してご褒美を設定する
すなわち、自分の在り方を見つめ直し、時間の管理ができるようになることでゴールとする暮らしや人生が自然と形作られていく。
おわりに
もっと自分というもの、家族との関係、どう老いていくかなど具体的に目標やゴールを設定しなくてはいけませんね。
家事も人生もタスクを意識的に可視化しないと何もしないまま溜まっていってしまうのかもしれません。
家族のなかでもう少しどんな環境でスタイルで生活していきたいか、も話し合ってみたいと思います。
夫婦間、母娘間で収納方法の擦り合わせも必要みたいですし。
ちなみに、本に掲載されていた右脳タイプの傾向、左脳タイプの傾向のチェックリストはどちらも同数チェックがつくというどっち付かずの結果でした。
左脳右脳タイプなのでどちらも均等に使えているということでしょうか。
米ユタ大学の研究によると、人によってどちらか片方の脳だけがより活動的という現象は認められなかったので利き脳はないらしいですけどね。
心地よい家庭を築いていけますように☆